オートミールは消化に良い食品?病気の時も食べていいの?

オートミール消化 オートミールの栄養

最近、健康に良いと話題になっている食品があります。それはオートミールです。オートミールはスーパーフードとも呼ばれており、海外のセレブやアスリートが食しているということから日本でも人気になりました。

しかし、オートミールは消化に悪いという話もあります。果たしてそれは本当なのでしょうか?そこで今回はオートミールの消化に良い食品なのか?病気の時でもオートミールを食べても大丈夫なのか?という点について解説していきます。

オートミールは消化に時間がかかる食品

オートミールには腹持ちが良いというメリットがあります。これはオートミールには食物繊維が豊富に含まれているため、ゆっくりと消化されていくためだと考えられています。そのため、食後の血糖値が穏やかに上昇していくので、空腹感を感じにくくなります。ゆっくりと消化していくということは消化されにくい食品であるといえます。

関連記事:オートミールのGI値は?|低GI値オートミールの効果を比較して解説

ダイエット中であれば、これは大きなメリットになります。空腹感に負けてドカ食いしてしまったりするリスクを軽減できるのでダイエットに役立ちます。しかし、これがダイエットでない場合には話が異なります。例えば、アスリートが早急にエネルギーを補給したい時にはオートミールは不向きといえるでしょう。アスリートも普段の体作りの時にはオートミールを活用していますが、試合前など早急にエネルギーが必要な時は消化の良い食品を摂取しています。

このようなオートミールの特徴をしっかりと捉えていくことで、オートミールの特徴を最大限に引き出すことができます。

病気の時にオートミールを食べても大丈夫?

オートミールは消化に時間がかかるのであれば、風邪、胃炎や腸炎など胃腸障害の時は食べない方が良いと考える方も多いでしょう。実際に、風邪を引いて胃腸の調子が良くない時はオートミールを摂取するのは控えた方が良いでしょう。

白米を使用したお粥やうどんを柔らかくなるまで煮込んで食べた方が良いでしょう。しかし、オートミールは白米やうどんと比較して食物繊維が豊富な分だけ消化に時間にかかってしまうという程度です。揚げ物など油が多い食品と比較するとオートミールの方が遙かに消化しやすいです。風邪を引いた時などは念のため最初の1~2日間だけオートミールを控えて、その後は普段通りオートミールを摂取しても問題ありません。

また、人間は消化という行為に対して大きなエネルギーが必要となります。病気の時には人間が防御のために備わっている自己治癒能力を使用して病気を治していきます。病気を治していくのもエネルギーが必要であるため、消化に使うエネルギーを自己治癒に回した方が、治りが良いのではないかという考え方もあります。

治療に数ヶ月単位の時間が必要な胃腸疾患であればしっかりと食事を摂っていく必要があるので、話は異なります。風邪など急性症状であれば消化の良い食品を必要最低限な分だけ摂取していきましょう。

オートミールは胃腸に悪い?

胃腸に優しい食品は消化時間だけで決まるものではありません。消化時間も重要な要素の1つではありますが、その他の要因も重要になります。

胃腸に優しい食品とは消化にかかる時間が短い食品、胃を刺激しない食品、食物繊維の少ない食品です。この3つの要素から胃腸への負担が決まってきます。

オートミールを見てみると消化に時間がかかる、食物繊維が豊富という観点から胃腸に優しくない食品だと思いがちです。しかし、胃を刺激するわけではないので胃腸に悪い食品とはいえないでしょう。むしろ、消化に時間のかかってしまう油を多く含んだ食品が胃腸に悪い食品です。チャーハンや菓子パン、カップラーメンやケーキなどの方がオートミールよりも遙かに消化時間がかかってしまいます。

オートミールは体を維持するために必要なビタミンやミネラルを豊富に含んでいるため、積極的に摂取した方が良いでしょう。特にビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群が不足してしまうと糖質、脂質、タンパク質の代謝が上手く行なわれなくなってしまいます。すると、胃腸障害などの症状を引き起こしてしまう可能性もあるため、胃腸のことを考えるのであれば積極的に摂取していきましょう。

関連記事:オートミールの栄養を徹底解説|カロリー、糖質、たんぱく質は?

オートミールで下痢になったら

オートミールを食べてみたら下痢になってしまったという経験がある方もいるかもしれません。健康的に痩せることができても下痢に悩まされるのは困ったものです。仕事中や授業中もトイレのことが気になってしまっては集中ができません。しかし、オートミールには食物繊維が豊富に含まれているからといって適正に摂取していれば下痢が問題になることはないでしょう。

しかし、オートミールを一度に大量に摂取したり、毎食オートミールを摂取したりすると食物繊維の摂り過ぎとなり下痢を引き起こしてしまう可能性があります。健康のためにオートミールを食べている方が多いでしょうが、オートミールによって下痢など健康を害してしまっては本末転倒になってしまいます。適正量でのオートミール摂取を心がけましょう。

オートミールの消化時間について気にする必要はない

オートミールは白米やそばと比較すると消化に時間のかかる食品です。しかし、オートミールの消化時間についてそれほど過敏になる必要はありません。

過敏性腸症候群という疾患があります。この疾患は胃腸を検査した時に目に見える異常がないのに下痢や腹痛、腹部膨満感をなどの症状が出てしまう疾患です。過敏性腸症候群の症状を改善するためにFODMAPという概念があります。FODMAPとは小腸で消化吸収されずに大腸で発酵性を有する糖質の総称です。FODMAPが高い食品の摂取を控えて、FODMAPの低い食品を摂取することでお腹の不調を改善させる食事療法があります。その中でオートミールはFODMAP食品に分類されているのです。高FODMAP食品に分類されているパスタやラーメン、ピザなどがあります。

参照:過敏性腸症候群(IBS)とFODMAP(フォドマップ)

オートミールはオーツ麦を加工した食品です。麦と一口にいっても大麦、小麦、ライ麦、オーツ麦などさまざまな酒類があります。麦の中でも大麦、小麦、ライ麦は高FODMAP食品に分類されておりお腹のことを考えると摂取を控えた方が良い食品です。しかし、オーツ麦だけは低FODMAP食品に分類されています。

つまりは、白米やそばなどと比較すると消化に時間がかかると言われているオートミールですが、我々が摂取する機会のある全食品の中から見れば消化に良い食品といえます。そのため、オートミールの消化についてそれほど気にする必要はないでしょう。

つまりは、白米やそばなどと比較すると消化に時間がかかると言われているオートミールですが、我々が摂取する機会のある全食品の中から見れば消化に良い食品といえます。そのため、オートミールの消化についてそれほど気にする必要はないでしょう。

まとめ

オートミールは腹持ちが良い、食物繊維が豊富なため便通がスムーズになるとされています。そのような話を聞くと下痢になってしまうのではないか?胃腸に悪い食品なのではないか?と心配になってしまう方もいることでしょう。

しかし、適正量でのオートミールを摂取していればそのような心配はありません。白米やそばなど比較すると消化には時間がかかりますが、健康を害するような話ではないです。また、豊富に含まれているビタミンやミネラルを摂取できるので、それらが不足することで起こる胃腸障害を防ぐことになります。

また、オートミールは食品であるため下痢気味になってしまったら、摂取する量を減らすなど対処する方法もあります。自分の体調に合った量のオートミールを摂取していけば全く問題になりません。オートミールを活用して健康的な生活を送りましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました